猫の額

猫が好きな大学生のブログです。

今日読んだ本

吉野源三郎, 「君たちはどう生きるか」, 岩波書店

こういうことを気にして生きなければいけなかったな…と思わされた。第4章「貧しき友」の叔父さんのノートの内容が一番印象的だった。

一見自分よりも下等と思えるような人々こそが世の中を支えており、立派なのである

 

大佛次郎, 「猫のいる日々」, 徳間書店

猫好きとして知られる大佛次郎による猫に関する随筆をまとめたもの。どこのうちも猫は自由なようで、かわいらしい。大佛次郎のような10匹以上の猫との生活は自分に置き換えて想像することができないが、非常に楽しそうである。特に「猫の引越し」と短編小説の「白猫白吉」が面白かった。

 

リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット, 池村千秋訳, 「LIFE SHIFT (ライフ・シフト)」, 東洋経済新報社

寿命が100年になってゆく社会でどのように人生計画を立てるべきかという内容。

・今までの理想の人生のモデルであった教育→労働→引退の3ステージの人生というものは成立せず、もっと増えていく

・自分のことをよく知り、熟考を重ねて計画を立てること

"時間がたっぷりあると思えば、立派な大聖堂を建てられるが、四半期単位でものを考えれば、醜悪なショッピングモールができあがる"

スティーブン・ナハマノヴィッチ

・貯金と自己投資が大事
・セルフコントロール能力、精神及び肉体と健康、活力が必要

 

セルフコントロール能力、精神及び肉体と健康、活力は、大学生である今のうちに身につけるべきものだと思う。

 

「コップの水」を飲む人は、富裕層になれない | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

また、こんな記事も読んだ。お金に関して、「コップに注がれた水を飲むのではなく、水がコップに注がれている間は我慢して、コップから溢れた分を飲むべし」という内容。

(1)必要最低限の生活費以外の全可処分所得を運用にまわすこと
(2)4つの財布(給与所得、事業所得、不動産所得、配当所得)を持つこと
(3)あせらず時間をかけること

結局、ポイントはこの3つだろう。

 

別に富裕層になりたいわけではないが、金銭に対する不安を軽減させるために、将来的にはそれなりに貯金をしたい。浪費癖があるので、自由に使うお金の少ない今のうちに慎ましく暮らす術を身につけておきたい。