猫の額

猫が好きな大学生のブログです。

早起きするために必要なこと

期末試験が始まった。必修科目の試験のために夜遅くまで勉強したのだが、そのせいでテスト開始時刻に起きた。どう頑張っても家から大学までは1時間かかる。対して試験時間は50分。終わった。せっかく今までのレポートの評価もよかったのに。

元々自律神経が乱れやすいこともあり、夜更かしはご法度だったのだ。試験を途中退室してイベントに行く予定だったのも諦めなければならない。最悪である。

しかし、これで夜しっかり寝なければ朝起きることは不可能だと分かった。少なくとも今はありえないほど体力がないから、朝起きたければ遅くとも1時までには寝るしかない。逆に、夜早く寝さえすれば朝きちんと起きられる。

 

さて、では夜早く寝るためにはどうするか。

 

まずは入浴。生活の中で満員電車に乗ることの次に嫌いなことが入浴なのだが、ベッドは清潔な場所であるから入浴しなければベッドに入れない。従って朝風呂という選択肢はない。風呂に入るのが億劫になってずるずると夜更かしをし、結局3時ごろまで粘ってしまうことがある。

原因は2つ考えられる。

1つ目は入浴までの準備、入浴後の諸々が面倒なこと。入浴までには膨大な手順が存在し、それを効率よく素早くこなさなければならない。ざっと10ステップくらい。全部こなして15分くらい。なるべく薄着になり、洗濯するものとそうでないものを分ける。洗濯しないものを片付けるついでに寝間着を持ってくる。シートタイプの化粧落としで顔を拭いてブラシで髪の毛を梳かす。スキンケア用品と寝間着、下着、タオルを使う順に並べ、一番上にダッカールを置く。リビングにクレンジングオイルを持っていき、美顔器でスチームを当てながらクレンジングをする。洗面所で手を洗って服を脱ぎ、浴室に入る。風呂から上がった後もなかなかにやることが多い。どんなに頑張っても20分はかかる。スキンケアとヘアドライが主だが、時間がかかるのだ。

2つ目は入浴それ自体が面倒なこと。髪の毛が長いから余計に嫌になる。湯船に浸かる時間も含めると20〜30分くらいだろうか。
こうして書き出してみると、入浴に関連する作業だけで1時間もかかっており、億劫になるのも頷ける。しかし、ベッドでの安眠のためには入らないわけにはいかないのだ。そして、化粧によってダメージを受けている肌のためにスキンケアは怠ることは不可能だ。

考えられる対策としては、

1. 入浴準備を、直前ではなく食事の前などに前もってやっておく

2. 美顔器を使ったクレンジングを毎日するのをやめ、隔日にする

3. 毎日毎日必ず同じ順序でやるようにして、癖になるまで我慢する

4. 髪の毛を切る

くらいだろうか。

髪の毛はもう少し伸ばしたいので4は延期するとして、1〜3はやってみる価値はありそうだ。

では、それぞれの対策についてもう少し掘り下げていく。

1. 基本的に入浴するまでの流れは「帰宅→食事→入浴準備→入浴」であるが、これを「帰宅→入浴準備→食事→入浴」に変えるだけである。具体的には、帰宅して洗面所で手を洗った直後に薄着になり始め、上記の手順をスタートさせてしまう。あとはクレンジングして浴室に入るだけの状態にしてから食事をする。

たまに食事までに余裕を持って帰れる場合がある。我が家の食事開始時間は大体19時なので、18時より前に帰宅した時は食事の前に入浴することにする。

2. 隔日程度であれば、美顔器を用いたクレンジングは浴室でのクレンジングで代替できる。美顔器を使うのがベストではあるのだが、夜中の3時まで化粧を落とさないよりはマシである。

3. 毎日決まって行う順番を書き出すなどして可視化し、それに従って準備をする。2週間あれば染み付くだろう。

これで入浴の問題は解決する。

 

次に課題や勉強などの「やるべきこと」である。やるべきことが締め切りの前日まで残っていたために夜更かしせざるを得ないパターン。今回の失敗もこれである。

まずは原因を洗い出す。

1. 「やるべきこと」はギリギリまでやらないタイプであること。余りにもギリギリまでやる気が出ないので終わらないこともしばしば。

2. タスクの見積もりと管理が圧倒的に下手であること。何をどれだけするのか、どれくらいの時間が必要なのかを見積もることができない。

3. 計画を立てても必ずと言っていいほど計画倒れする。計画を立てるのもギリギリなので、キツキツな計画しか立てられず、案の定こなせない。

4. 諸悪の根源にして治しようがない、集中力のなさ。子供の頃から集中力がないと言われてきたし、自分でもずっとそう思っているので、浪人時代は色々と工夫してやっていた。

対策の1つ目。まず、ビジネス書でよく書かれている「タスクはできうる限りの細分化、可視化する」ことを実行すること。タスクが出た瞬間に手帳やスマホ、メモ帳などを使って細分化(と同時に可視化)する。その場で作業することが望ましいが、難しければ3時間以内に必ず行う。細分化の目安は20分で行える作業まで。いくら膨大なタスクであろうが、1つの作業が20分で完結できるように分ける。20分にする理由は、自分が確実に集中できる時間で、長いように見えてとても短いことを知っているから。そして、20分に区切っておけば、10分程度の隙間時間に半分こなすことも期待できる。それぞれの作業における達成感よりも、タスクを終わらせることが一番大切なのである。

2つ目。作業のスケジューリングに時間をかける。毎回早めに終わらせようと思ってスケジュールを詰め込んでしまうが、余裕があると分かっていると開始の日にちや時刻をずるずると引き延ばしてしまう。そこで、無理のない範囲で万遍なく作業を配置する。具体的には、1週間に1日の予備日を組み込みつつ、予定の入り方を見ながらその日の気分を考えて計画を立てる。また、自分の飽きっぽさと集中力を鑑みると、同じタスクに関して作業は6つまで、つまり2時間以内を1日の限度とするべきだろう。よほど興味のある内容でもなければそれ以上は飽きてしまう。

そして3つ目。計画と作業内容の定期的な見直し。最初のうちは1日ごとに見直してみて、慣れてきたら丁度良い間隔が見つかるはず。ギリギリになっても終われば良いので無理はしない。最初は1回30分くらいかけてもよさそう。

最後に4つ目。作業の1つ目をタスクが出たその日にやってしまう。1つだけでもやりかけ、やったことを作っておくことで、新しくタスクに取り掛かる億劫さを軽減させる。また、この最初の作業が20分以内に終わらなければ計画を見直すことができて、無理な計画を防げる。

 

最後はSNSやゲーム、読書をしていて寝るタイミングを逃すパターン。これが一番厄介で、自分でキリのいいところを作らない限りは寝落ち以外でやめることができない。必要な睡眠時間は6〜8時間なので、翌朝の起床時刻の6時間前にはベッドに入って目を閉じることができるように、遅くともその15分前に手を止めるようにする。手を止めるためには、アラームをセットすることなどが考えられる。SNSやゲームは上手く入眠するために寝る前の1時間前にはやめたいところだ。

 

せっかく時間をかけてこのメモを書いたのだから、きちんと身につけていきたいものだ。

 

よくよく考えたら入浴も「やるべきこと」ではあるということに気付いた。