猫の額

猫が好きな大学生のブログです。

最近改善したこと

新年度が始まって2ヶ月が経った。

今は週4で1限から4or5限まで授業、週3で家庭教師、週1でシンクタンクでバイトという生活をしている。たまに1限の授業に遅刻をしたりするが、基本的にほぼ皆勤で出席できている。

今までに比べて、色々なことが大きく変化した気がする。

 

まず、授業に対する義務感が大幅に小さくなった。

予備校に通っていた時期のあたりから「〇〇しなければならない」という意識を持ちがちで、調子のいいときはいいが、落ち込んだときには罪悪感でボロボロになっていた。前年度末に大学を休みまくっているうちに、そもそも自分は義務感で動けるタイプではないことにふと気付いて、条件付き許可に変えるようにしてみた。例えば、「授業に出席せねばならない」を「単位が危なくならないなら授業に行かなくてもいい」に変えたり、「風呂には夜入らなければならない」を「学校に行くまでならいつ風呂に入ってもいい」にしたりするなどだ。

少し意識を変えるだけで精神的に余裕ができたし、安定するようになった。原因を考えてみたところ、親からの抑圧とプレッシャーに起因する気がした。今でも、大学が家からそこそこ近いので実家暮らしなのだが、何かにつけて母親にああしなさいこうしなさい、早く〇〇しなさいなどと言われる。それが刷り込まれていて、自分でも「〇〇しなくてはならない」と思い込むようになったのだろう。色々な恩恵を受けているので文句を言うべきではないのはわかるのだが、「早く〇〇しなさい」と言ったところで効果がないのは、20年ちょっと面倒見てきて気付かないのかと思う。まあ原因がわかったところでそれ自身を変えることはできないので、上手いこと距離を取れればいいと思った。自分が規範的な意識を持っているのは母親が原因であると分かっただけで収穫である。

次に、飲食のバイトをやめたことだ。

そもそも知らない人と話すことが苦手なのに2年弱も接客をしていたこと自体、今となっては奇跡だと思う。2ヶ所で、実質半年ずつくらいしか働いてはいなかったけれど、それでも1年間働いたことなる。2つめのところで、ストレスのせいか、落ち着いていた病気が悪化して社員に辞めることを伝えた時に「君は接客業向いてないと思っていたよ」と言われ、「もっと早く言ってくれ」と思った。時給がそこそこ高かったことが1番の要因だと思うのだが、本当になんで続いていたのだろう。まあ、接客が向かないことが身をもって理解できたのでいい勉強になったと思うようにしておこう。

3つ目はサークルを辞めたことだ。

同期が、感情論で動く「「真面目」」な人間しかおらず、相互理解が一切できなかったことがストレスでしかなかった。同期は下級生の面倒すらほとんど見ず、病気で休みがちの自分がそのフォローをするという事態になっていた。それなのに部会に出席できないことを理由に退部させられそうになった。サークルのことを考えると虚しくなる。今は後輩が頑張ってくれているので安心して辞めた。

最後は体調の認識の仕方である。

今までは体が動かなくて家から出られなかったことに対して罪悪感を抱いていたが、今になってそれもメンタルの不調だったと気づいたので、だるい時は頑張れない時だと認識できるようになった。頭痛腹痛発熱に関してはロキソニンを飲むしかないし、それ以外は睡眠以外に改善方法がない。家庭教師を始めてからは、休むと振替授業の設定が面倒なので、体調が多少悪くても気のせいだと思って仕事ができるようになった。だるくてやる気が出ないときはとりあえず着替えて家を出ればいいことにした。

 

もしかして、遅刻してはいけない環境が一番しんどかったのではないか。飲食や塾講師のバイトは5分前には指定された場所に行っていないと注意されるが、シンクタンクのバイトや家庭教師は多少遅くなってもきっちり仕事をすれば誰も気にしない。遅刻するとわかった瞬間に行きたくなくなるというのは注意されるのが嫌だったからだ。友達との約束には行けるけどサークルには行きたくなかった理由もそれだ。授業も出席が厳しい授業ほど行きたくなかったし、同じことだ。時間にルーズなことを治さないといけないと思っていたが、ある程度融通が効く環境を選ぶことも重要だ。

 

今は健康で文化的な生活を送れているから、これが少しでも続くように気を配っていきたい。