猫の額

猫が好きな大学生のブログです。

才能と理想

二十億光年の孤独を読んだら、詩そのものに対する感想よりも18歳の時に才能の片鱗すら見つけられなかったことへの悲しみの方が先に浮かんできて、それがまた悲しかった。

才能を羨むでもなく、どうやったらこんな文章を書けるんだろうと想像するでもなく、なんで自分にはどの分野に才能があるのかも分からないのかというつまらないことを思ってしまうなんて。

才能は1万時間使った分野に花開くことは分かっているのに。今まで自分が時間を費やしてきたのはなんだったんだろうとばかり考えてしまう。もっと時間を濃縮させないと自分の理想に届かない。

いつもいつもこうやって自分の理想に首を絞められている。もっと自分のことに頓着しないで、今やりたいことをやりながら生きたい。